2008年 高松祭り

例えば…

好きな音楽を聴くと心が躍ります!
好きな場所に行くと心が躍ります!
好きな人が出来ると心が躍ります!

人それぞれ、ココロが躍る時がありますよね?
ナゼ?ココロが?オドる?のか?

端的に言うと、楽しい時…それも理屈なく楽しい時なのかな…と思ったりします。


今年、僕たち高松四七連は、地元、高松の高松まつり「ものっそ高松」に8回目、丸亀の「まるがめ婆娑羅まつり」は、3回目の出場となりました。

高松まつりについては、一元放送連、自由連、そしてまた一元放送連…と、試行錯誤を繰り返してきています。2001年、何も分からず手探りで立ち上げた頃を考えると、四七連も随分と成長したんだなぁ…と感じます。一元放送連では、参加者100人を集めました。自分たちで山車を作りました。衣装を揃え、振り付けを自分たちで考えました。また、自由連では、音楽を作り、構成を考え、生バンドと共演したり、派手な演出を考え、
高松まつりが華やかになるよう、オリジナリティ溢れる踊りを踊りました。
婆娑羅まつりについては、地元、高松を最大限アピールし、他県からの参加連に負けないよう一生懸命踊りました…。

今年、年頭に連長から与えられたテーマは、「一元放送連」「自分たちが楽しんで欲しい」そして、「衣装は各自自由…好きなコスプレでの参加…なんでもアリ(!?)」という内容でした。
語弊はありますが、踊りも上手く統制の取れた、レベルの高い「自由連」を経験した僕たちからすると、ある意味、今まで培った概念を覆すことです(僕たちの連がレベルが高い訳ではありませんから…)。
しかし、考えても見れば、手探りで立ち上げた2001年は、右も左も分からず、出場できたことに喜びを感じ、大いに楽しんだように思います。もちろん、人前で踊ることに恥じらいも感じましたが…(笑)
出場回数を重ねるごとに、昨年以上のパフォーマンスをしなければ…という概念にとらわれ、自分たちが楽しむこと、そして、「祭り」という本来の意味を見失っていたような気がします。何故なら、参加者があまりにも踊ることに一生懸命になり、笑顔が少なかったように思うからです。

結果的に、今年の四七連は、くいだおれ太郎(旬!)や、メイドさん(カフェか?)、お坊さんや、ダライ・ラマ(バチあたり!)、ひょっとこから赤鬼(角点灯!)、世界のナベアツ(パクリ!)、スナフキン(?)まで様々な…ある意味、放送禁止な猛者が出場し、笑い(失笑も含め)…笑顔が絶えない連となりました。その笑顔が、ひとつの大きなパワーとなり、今までで最高の四七連となったように思います。

けっして、笑いをとったから良いとは言いませんよ…でも、僕たち四七連は、「よさこい」でもなければ、「阿波踊り」でもなく、小さな頃からな慣れ浸しんだ、高松まつり…「一合まいた」なんです!
でも、昔ながらの「一合まいた」とは違い、現在は、ヤング(死語;)にも踊りやすいよう、アップテンポにバージョンアップされています。歴史は古いですが、まだまだ「踊り」として、また「祭り」としても完成されていないんですよね…。
だからこそ、オリジナリティ溢れる「祭り」にし、他県からも注目してもらえる「祭り」にしたいし、高松のみんなが自慢できる、誇りに思える、そして楽しめる「祭り」したいんですよね!

理屈なく楽しいとき…笑顔が溢れるように…

好きな人が出来た時、心が躍り、笑顔が溢れるように…

ココロが踊り、カラダも踊る…

僕たち四七連は、これからも踊りたいと思います。


  …六さん!!本番休憩中に、散髪行くのはナシでしょう!?(爆)                               

(岡謙太郎)

2008年 高松まつり



バラエティに富んだ「四七連」。参加連の中でも異色です(笑)



ナベアツとくいだおれ太郎のコラボでステージ上もヒートUP!



使用後(笑)