[Y] さぬき高松城

日本初の本各的「海城」
日本三大水城の一つ(高松城(香川県高松市)、今治城(愛媛県今治市)、中津城(大分県中津市))さぬき高松城。別名、玉藻城!

天正16年(1588)に生駒親正(ちかまさ)が築いたと言われ、その後寛永19年(1642)に松平頼重が城主として入城し、以後松平氏の治世は11代228年間にわたり、高松は松平氏の居城として栄えました。近現代では、昭和29年(1954)に、松平家より高松市に譲渡され、翌年から高松市玉藻公園として一般公開されています。 

最盛期には、城壁が海側から、今の片原町商店街東から兵庫町西を結ぶ20万坪ほど(東京ドーム約50個分)の広さがあり、外堀・中堀・内堀とがあり瀬戸内海と直接面しているため海水を引き込んで城内に直接軍船が出入りできるようにし、水軍の運用も視野に入れ設計されていた日本初の本格的な海城です。

明治以降に外堀は埋め立てられいますが、平成16年に台風16号が接近した時には、高松城の堀が海水を受け止め、市街地へ流入する海水量を減らしたらしい...。 

天守閣は無いものの、天守台約13メートル(23段)の改修工事も行われ、今後 瀬戸内海が望める観覧台を新たに設けるそうです。 

また、日本庭園も見ものです。国の重要文化財に指定されている披雲閣を中心に季節によって様々な顔を見せてくれます。古き歴史を偲ばせる情緒が感じられます。 

JR高松駅や琴電、高松港から徒歩すぐですので、ちょっとふらっと時間をつぶすのにも良いかも!ぜひ足を運んでみてください!!

入園料:16歳以上―200円、6歳以上16歳未満―100円 
開園時間:日の出から日没 
駐車場:無料57台



住所:高松市玉藻町2番1号
電話番号:087-851-1521(玉藻公園管理事務所)
ランドマーク:玉藻公園内

平成 24年 12月 9日 大橋 健司・植松 圭悟