[P] 栗林公園

一歩一景

皆さん、よくご存知の栗林公園、身近ゆえに知らない事が多いのではないでしょうか? 
栗林公園は室町時代に当時の豪族が、築庭したことに始まるとされています。そして江戸時代になり、約100年にわたり修築を重ね、現在の姿が出来たそうです。僕たちは、普通に「りつりんこうえん」と言いますが、県外の人は、「くりばやしこうえん」と言うそうです。くりの木がないのに、なぜ!栗林(りつりん)公園と言うのでしょうか?
それは江戸時代には、北庭にたくさんのくりの木が植えられていたそうです。しかし、鴨猟の邪魔になるということで伐採されて、今は数本あるだけだそうです。名の由来は、そこからきたと言われています。

栗林公園の魅力といえば、紫雲山を背景に自然と造形とが一体となった、公園全体の雄大な美しさではないでしょうか。季節や天候によっても、様々な姿を見せてくれます。また、春と秋の年2回ライトアップもしています。昼間とは別世界、幻想的な公園を楽しむことができます。1周すると、約2時間かかると言われています。僕たちも、もうすぐ40才。このメタボってきた体を癒すため、日本最大の回遊式庭園を、この自然豊かな空間を、カメラ片手に殿様気分でのんびりと大人の散策などいかがでしょうか?一歩歩くたびに景色が変わる 『一歩一景』。



SPOT名:栗林公園
住所:高松市栗林町1丁目20番16号
電話番号:087-833-7411
ランドマーク:高松駅から南に3kmぐらい

平成 22年 3月 8日 石淵 輝夫